会社設立における委任状

会社設立における委任状について

みなさんの会社では、どのような仕事を行っていますでしょうか。会社の業種はさまざまで、それぞれが毎日会社の業績向上という目標に向かって忙しく働いています。

それは大手の会社、中小の会社、ゼロ細の会社であっても同じであり、会社のために身を粉にして働いているのです。社員はもちろんそうなのですが、経営者の立場になるとさらにその傾向は強くなります。

社員の方々は自分たちの生活のことを考え、そして会社の業績を考えるだけでよいのですが、経営者の方々にとってはそれに加えて自分の会社で働く社員全員のことまで考えなければならないのです。ですから、業績に対する思いは人一倍で、熱い思いをもって働いていることでしょう。

ですが、会社設立を行った経営者の方々にとっては、その本業以外のこともたくさんこなしていかなければなりません。たとえば決算関連の手続きや、法務、税務の知識などは必要不可欠で、あらゆる知識を持って気を配っていなければ、いつの間には知らぬうちに法に触れてしまっていたなどという場面もあるかもしれません。

届出書類もたくさんあります。しかし身はひとつだけですので、場合によってはほかの人の手を借りてそれらの届出書類を作成、提出する必要があるでしょう。

そのようなときに登場するのが委任状です。委任状はその書面上に記載されている手続きなどを、同じくその書面上に記載されている人物に委任をし、代理で行ってもらうために必要な書類です。

いきなり誰だかわからない方が会社の書類を持ってきたところで、門前払いを受けてしまいます。

ですから、その委任状を持っているということはみなさん経営者の方に代わってきている方であるという証明書になるのです。会社設立後のさまざまな手続きには、専門の知識を持った人物の助言が必要なことが多々あります。

税理士や司法書士、弁護士なども登場するでしょう。そのかたがたに経営者と同じ権限を持って動いてもらうことが出来るように、委任状を作っておくのです。

会社設立のために必要な知識はたくさんありますが、それ以上に会社設立後の維持のために必要な手続きがたくさんあります。それらすべてを自分ひとりで行うことは不可能でしょう。

ですから、会社設立と同時にさまざまな方の助けを得ることが出来るように、人脈を広げておいて、何かあったときにはすぐに弁護士や税理士に相談や委任ができる関係を築いておくとよいのではないでしょうか。